モスクワで電動スクーターに爆弾が仕掛けられた爆発事故で、ロシアの高位将軍が死亡した。
イーゴリ・キリロフ中将(54)は、ウクライナによって戦争犯罪で起訴された後、自宅アパートの外で爆破された。
この著名な陸軍司令官は放射線、化学、生物防衛部隊を担当していた。
54歳のキリロフさんは、運転手か助手とともにアパートを出た際に爆発で死亡し、運転手か助手も死亡した。
建物の入り口ドアが引き剥がされ、窓ガラスが割られた。
現地時間午前6時に迎えに到着したキリロフ氏の公用車も被害を受けた。
電動スクーターに隠された爆弾が遠隔操作で爆発し、推定200グラムのTNTが爆発したとみられている。
ウクライナの打撃部隊によるものとみられるこの爆破事件は、キエフが紛争地帯での自国軍に対する禁止された化学兵器の広範囲な使用を監督しているとしてキリロフを非難した翌日に起きた。
ウクライナSBUは、同氏を欠席のまま戦争犯罪で起訴し、全面戦争開始以来、ロシア軍が化学兵器を使用した文書化された4,800件以上の事件に同氏が関与していると発表した。