ウィーン外務省は、ニジェール北部の都市で女性が誘拐されたことを確認した。 アガデス。 2023年のクーデター以来、西アフリカの国におけるヨーロッパ国民の拉致は初めて。
地元メディアとオーストリア外務省は日曜日、ニジェール北部の都市アガデスでオーストリア人女性が誘拐されたと発表した。
同省は、ニジェールを担当する在アルジェリアのオーストリア大使館も通報を受けており、現地当局と連絡を取っていると述べた。
地元メディアのエア・インフォ・アガデスは、この人物は首都ニアメから約900キロ(560マイル)離れたアガデスに20年以上住んでいる73歳であると特定した。
彼女の拉致について犯行声明を出した団体はなかった。これまでのところ、ニジェール当局はこの事件についてコメントを出していない。
2023年のクーデター以来、欧州国民が誘拐されるのは初めて
この誘拐は、2023年の軍事クーデター以来、西アフリカの国でヨーロッパ国民が誘拐されたことが知られるのは初めてである。
ニジェールは、隣国のマリやブルキナファソと同様、アルカイダやいわゆる「イスラム国」と関連のあるイスラム主義団体が関与する紛争に陥っている。
アナリストらは、2023年7月に軍が民主的に選出された同国のモハメド・バズーム大統領を打倒して以来、ニジェールの状況が悪化していると述べている。