ロサンゼルス北部で急速に拡大する山火事が発生したが、首都圏で2週間以上続いていた2つの大規模火災は鎮圧されつつあると消防当局が発表した。
水曜日、猛烈な炎がキャスティーク湖近くの丘陵地帯を焼き尽くし、急速に広がり、わずか数時間で9,400エーカー(3,800ヘクタール)以上を覆った。
ロサンゼルスの北56キロ(35マイル)、サンタクラリタ市に近い湖周辺の3万1000人に避難命令が出た。
米国森林局は、サンガブリエル山脈にある70万エーカー(2,800平方キロ)の公園全体が訪問者の立ち入りを禁止したと発表した。
カリフォルニア州林業防火局(Cal Fire)は、新たな火災が猛威を振るう中、ロサンゼルスを襲った2件の死者を出した火災の制御が強化されたと発表した。
カリフォルニア・ファイアによると、1月7日に2つの火災が発生して以来、ワシントンD.C.とほぼ同じ広さの地域が焼かれ、28人が死亡、1万6,000棟近くの建造物が損壊または破壊された。
民間予報会社アキュウェザーは、被害と経済的損失が2,500億ドルを超えると予測している。