15歳で白血病で亡くなったロンドン生まれの10代の少年が来年聖人に叙されるとローマ法王が発表した。
教皇フランシスコは昨日、毎週バチカンの聴衆に、カルロ・アクティスが4月に列聖されるだろうと語った。
式典は4月25日から27日までローマで行われるカトリック教会の青少年聖年期間中に行われる予定。
カルロは1991年にロンドンでイタリア人の母親とイギリス人とイタリア人のハーフの父親の間に生まれ、オンラインで教会の教えを広めた「神の影響力者」として知られていた。
彼が幼い頃に家族はミラノに戻り、2006年に亡くなった。
カルロは、膵臓に影響を及ぼす先天性疾患を持つブラジル人の子供の治癒という最初の奇跡を起こしたとして、2020年に聖人への第一歩となる列福を受けた。
カルロス・アクティスについて詳しく読む
2番目の奇跡は、フィレンツェで脳出血を起こした大学生の治癒であり、バチカンの聖者育成部門との会合の後、今年初めに教皇によって承認された。
カルロは教会初の千年紀の聖人となる。
これまでに教皇によって列聖された912人のうち、最も新しい人は1926年生まれだ。
バチカンは列聖式の正確な日程を明らかにしていない。