スタッド・ランスに所属する日本代表FW中村敬斗(24)は、フランスリーグの第7節でモンペリエを相手に4試合連続となるゴールを決め、今シーズンの通算4得点目を記録しました。この試合は6日、ランスのホームスタジアムで行われ、スタッド・ランスは4-2で勝利を収めました。

試合は中村と同じく日本代表のMF伊東純也(31)も先発出場し、前半25分に中村が右足のミドルシュートで先制点を挙げました。これは欧州5大リーグにおいて、日本選手による4試合連続ゴールの最長タイ記録となります。また、後半12分には中村がアシストを決め、チームの勝利に大きく貢献しました。試合後、中村はワールドカップアジア最終予選に向けて日本代表に合流する予定です。

輝きを放つ中村のシュート

この試合での中村のゴールは、特に鮮やかなものでした。ペナルティーエリアの外から放たれた強烈なミドルシュートが、ゴール左隅に見事に突き刺さり、スタジアムを沸かせました。フランスリーグ1部において、日本代表の同僚であるMF伊東純也やモナコの南野拓実でさえ達成できなかった、リーグ戦4試合連続ゴールという偉業を中村は達成しました。

中村は試合後、「本当に嬉しい。自分が波に乗っていることを実感している」と喜びを語り、その勢いが止まらない様子が伺えます。

止まらない攻撃力

試合の前半25分、相手ディフェンスのクリアミスを逃さず、ボールを拾った中村は、左サイドから中央にドリブルで切り込みました。ペナルティーエリアの外から、右足で力強くシュートを放ち、見事にゴールネットを揺らしました。これで今シーズン7試合目の出場で4得点目を記録し、昨シーズン25試合で達成したゴール数に早くも並びました。

4試合連続でゴールを決めたことは、イングランド、スペイン、イタリア、ドイツのリーグを含む欧州5大リーグにおいて、日本人選手が達成した最長タイ記録となり、まさに快挙と言えるでしょう。9月15日のナント戦では先発から外れていましたが、その試合以降、連続して得点を決めており、中村は「4試合連続でゴールを決めたことを振り返っても、結果が全てだと実感している」と語り、今後も結果にこだわり続ける姿勢を示しました。

この勢いを維持したまま、中村は日本代表としてワールドカップ予選に臨むこととなり、さらなる活躍が期待されます