レバノン東部アブラで、2024年11月27日水曜日に発効したイスラエルとヒズボラの間の停戦を受け、村に戻って祝う避難民たち。 (AP通信)
ベイルート:レバノン議会は、国家元首不在の2年以上に終止符を打つべく、新大統領を選出するため1月9日に開催されると、イスラエルとヒズボラの停戦開始翌日の木曜日に国営メディアが報じた。
国営通信社は、「ナビ・ベリ議長は1月9日に共和国大統領を選出するため議会を召集した」と報じた。
レバノンにはそれ以来大統領がいない ミシェル・アウンの任期は2022年10月に終了したが、イランが支援するヒズボラとその反対勢力という2つの主要ブロックのどちらも選出に必要な過半数を獲得できず、合意に達することができなかった。
イスラエルとヒズボラの間の停戦発効後の水曜日、レバノン首相は ナジブ・ミカティ 「これがレバノンにとって新たな1ページとなることを願っている。今後数日間で大統領の選出につながることを願っている」と語った。
同盟国ヒズボラを代表して停戦交渉を主導したベリ氏も水曜日、同国に「大統領を迅速に選出する」よう求めた。
ヒズボラの指導者ナイム・カセムは今月初めの演説で、戦後、ヒズボラは「大統領選挙に効果的な貢献をもたらすだろう」と述べた。
慣例により、大統領職はマロン派キリスト教徒が任され、首相職はスンニ派イスラム教徒が任され、議会議長のポストはシーア派イスラム教徒が任される。