ドナルド・トランプ氏は、脱税で有罪判決を受けたチャールズ・クシュナー氏を駐フランス大使に就かせたいと述べ、さらに物議を醸す人物をトップチームに加えることになっている。
次期大統領はトゥルース・ソーシャルへの投稿でこの発表を行い、クシュナー氏を「偉大なビジネスリーダー、慈善家、ディールメーカー」と呼んだ。
不動産開発業者の父親は、 トランプ氏の義理の息子ジャレッド・クシュナー。
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クシュナー氏は不動産会社クシュナー・カンパニーズの創設者。ジャレッド・クシュナー氏はトランプ氏の長女イヴァンカ氏と結婚している元トランプ上級顧問。
高齢のクシュナー氏は数年前に脱税と違法な選挙献金で有罪を認め、2020年12月にトランプ氏から恩赦を受けた。
検察側は、チャールズ・クシュナー氏が義兄が連邦当局の捜査に協力していることを発見した後、復讐と脅迫の計画を立てたと主張した。
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検察当局によると、クシュナー氏は義理の弟を誘惑するために売春婦を雇い、ニュージャージー州のモーテルの部屋での出会いを隠しカメラで録画し、その録音を自分の妹である男性の妻に送信するよう手配したという。
クシュナー氏は最終的に脱税や証人改ざんなど18件の罪で有罪を認めた。
彼は2005年に懲役2年の判決を受けたが、これは司法取引で受けられる最高額だが、当時ニュージャージー州の弁護士で、後に知事で共和党大統領候補だったクリス・クリスティ氏が求刑した刑よりも軽いものだった。
クリスティ氏は、2016年にトランプ氏政権移行チームを解任したのはジャレッド・クシュナー氏だと非難し、チャールズ・クシュナー氏の犯罪は「私が米国検事だった時に起訴した最も忌まわしく忌まわしい犯罪の一つ」と呼んだ。
トランプ氏と長老のクシュナー氏は不動産業界で知り合い、子供たちは2009年に結婚した。