ロンドン:
英国の歌手エルトン・ジョンは日曜日、重度の眼感染症を患って数カ月後に視力を失ったと劇場の聴衆に語った。史上最も売れたアーティストの一人であるジョン氏は、ロンドンのウエストエンドで行われたミュージカル「プラダを着た悪魔」の発表会に出席したが、公演を見ることはできなかったと述べた。
77歳の歌手は、最高傑作を基にしたミュージカルのチャリティー・ガラ公演で聴衆に向かって、「ご存知のように、私は視力を失ってしまったので、ほとんどの試写会に来ることができなかった」と語った。彼がスコアを書いた小説を販売する。
「だから、見るのは難しいけど、聞くのは大好きだし、今夜はいい音だった」と彼は言った。
「タイニー・ダンサー」「ロケットマン」のスターは、夫のデヴィッド・ファーニッシュに「彼は私の心の支えだった」と感謝した。
「ロケットマン」スターは9月にインスタグラムに、感染症により「片目の視力が制限された」と投稿した。
先月、彼は米国のABCニュースに対し、感染症により右目は見えなくなり、左目は「それほど良くなかった」、つまり、もう何も読んだり見たりすることができず、記録する能力もなくなったと語った。将来的にはどんな新しい音楽も危険にさらされます。
「私は治癒しているが、その過程は非常にゆっくりであり、影響を受けた目の視力が戻るまでにはしばらく時間がかかるだろう」と彼は付け加えた。
「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」などのピアノ主導のロック曲やバラードで1970年代から注目を集めてきた音楽界の伝説的人物は、2022年と2023年の世界的なお別れツアーで輝かしいライブキャリアに終止符を打った。母国イギリスのグラストンベリー・フェスティバルでショーを行い、スウェーデンでの最後のライブを行って以来、家族に焦点を当てている。
1994年、ジョン氏はロックの殿堂入りを果たし、音楽と慈善活動への貢献によりエリザベス女王からナイトの称号を授与され、1998年には「サー」の称号を獲得した。
彼は正式にツアー活動からは引退しているが、ローレン・ワイズバーガーの2003年の小説を原作としたミュージカル「プラダを着た悪魔」の音楽を書き、同作は2006年に映画化された。