ウーゴ・オーラドとオスカル・ジェゴに対する告訴の取り下げは、フランスのラグビー界にとって暗黒時代に一線を画すことになる。
アルゼンチンの裁判所は、アルゼンチンでの試合後に女性に暴行を加えたとして告訴されたフランス代表ラグビー選手2人に対する強姦罪を棄却したと、選手たちの弁護士が発表した。
弁護人のジャーマン・ナトウ氏は火曜日、メンドーサ市での公聴会後、「予想通り、フランス選手らは(性的)行為が合意の上であったため無罪となった。つまり、犯罪はなく無罪であることに疑いの余地はない」と述べた。
ともに21歳のウーゴ・オーラドゥとオスカル・ジェグーは、首都ブエノスアイレスから西に約620マイル(1,000キロ)離れたメンドーサで、アルゼンチン戦でフランス代表として初の代表キャップを獲得した2日後に逮捕された。
この女性は、7月6日の試合の夜にナイトクラブで会ったが、ホテルの部屋で彼らは激しく暴行を加えたと語った。
二人は女性と合意の上で性交渉を行ったと主張した。
選手らは1週間あまり予防拘留され、その後検察が彼らに対する訴訟は薄っぺらだと主張したため、フランスへの帰国が許可されるまで1カ月近く自宅軟禁された。
検察はその後、告訴を取り下げるよう求めた。