当局はアフガニスタンの鉱山崩落から22人を救出したと発表 |鉱山ニュース

アフガニスタン北部のサマンガン州で数時間にわたる救助活動が行われたが、死傷者は報告されていない。

アフガニスタンで地雷が崩壊し、数時間に及ぶ救助活動を終えて22人が救出された。

アフガニスタン北部サマンガン州ダライ・ソフ・パイン地区にある鉱山が土曜日遅くに崩壊した。

同州知事ムラー・ムハンマド・ショアイブ氏のスポークスマン、エスマト・ムラディ氏は当初、32人が閉じ込められているとAFP通信に語った。

同氏は日曜早朝、「掘削機と救助隊員が早朝から作業を続けているが、残念ながら鉱山の開口部はまだ撤去されていない」と語った。

ショアイブ氏は後に、22人が救出され、これ以上閉じ込められた鉱山労働者はいないとみられると述べた。同氏はこの事件で死者は出なかったと述べた。

救助のビデオには、重機ががれきを移動させている様子や、たい火の明かりで閉じ込められた人々の元へ向かう救助隊員の姿が映っていたが、地元住民は専門の救助チームが派遣されていないことに懸念を表明していた。

現場に詳しい関係者らは以前、鉱山内のガスの存在、その狭さ、圧力の上昇の可能性を理由に、生存者がいるかどうか疑問を投げかけていた。

関係する鉱山の種類はすぐには明らかになっていないが、2021年のタリバン政権奪取以来、タリバンの統治下にあるアフガニスタンでは大理石、銅、亜鉛、鉛、金、宝石、石炭が一般的に採掘されている。

しかし、アフガニスタンの鉱山産業は長い間監視されておらず、死亡事故は比較的頻繁に発生している。

2022年2月、北部バグラン州で炭鉱が崩壊し、少なくとも10人の鉱山労働者が地下に閉じ込められ死亡した。

2020年6月、サマンガンの鉱山でガス爆発による陥没が発生し、7人の労働者が死亡した。

そしてその1年前には、バダフシャン州の金鉱山が崩壊し、少なくとも30人が死亡した。

同州では昨年1月にも金鉱山が崩壊したが、死傷者の数は不明のままだ。

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