25人の子供を含む102人の難民はスリランカ東部のトリンコマリー港に連行された。
内戦で荒廃したミャンマーからのロヒンギャ難民100人以上が、インド洋の島国沖でトロール漁船で漂流中、スリランカ海軍によって救出され、無事港に到着した。
海軍報道官は金曜日、子供25人を含む102人がスリランカ東部のトリンコマリー港に連行されたと発表した。
「下船を許可される前に健康診断が行われなければならない」と広報担当者は述べた。
イスラム教徒が大多数を占めるロヒンギャ民族はミャンマーで激しい迫害を受けており、毎年数千人が命の危険を冒して長い船旅をしており、その大半が南東のマレーシアやインドネシアに向かっている。
しかし、漁師は木曜未明、スリランカ北海岸ムリバイカル沖で漂流するトロール船を発見した。
海軍報道官は金曜日、言葉の問題で難民たちがどこへ向かっていたのか理解するのが困難であり、「最近の低気圧の影響で難民たちが進路を外れた可能性がある」と述べた。
異例ではあるが、ミャンマーの南西に外海を約1,750キロ(1,100マイル)横切ってスリランカに向かう船はこれが初めてではない。
10月には、ミャンマーからの最近の入国者の波の一つとして、100人近くのロヒンギャがボートでインドネシアのアチェ州に上陸し、6人が死亡した。
スリランカ海軍は2022年12月、遭難したロヒンギャ難民100人以上をボートで救出した。
2017年、軍による弾圧中に数十万人のロヒンギャがミャンマーから隣国バングラデシュへ逃亡したが、現在は国連虐殺裁判の対象となっている。
ミャンマー軍は2021年のクーデターで権力を掌握し、それ以来の激烈な内戦により数百万人が避難を余儀なくされている。
ロヒンギャは国民として認められていないにもかかわらず強制的に徴兵され、最近の戦闘の矢面に立たされている。