ワシントン:
ジェイク・サリバン米国家安全保障担当補佐官は月曜日、バングラデシュ暫定政府首席顧問ムハマド・ユヌス氏と会談し、両首脳はすべての人の人権を尊重し保護する決意を表明した。
米国政府が発行したプレスリリースによると、サリバン氏はまた、困難な時期にバングラデシュを率いていたユヌス氏に感謝の意を表した。
報告書によると、両首脳は宗教に関わらず、すべての人々の人権を尊重し保護する決意を表明した。
サリバン氏はまた、繁栄し、安定し、民主的なバングラデシュに対する米国の支持を改めて表明し、南アジアの国が直面する課題に対処するための同国の継続的な支援を申し出た。
84歳のユヌス氏は、大規模な反政府抗議活動に直面してシェイク・ハシナ元首相が辞任し、インドに亡命した3日後の8月8日にバングラデシュの首席顧問に就任した。
ハシナ政権崩壊後のバングラデシュでは、ヒンズー教徒やその他の少数派に対する暴力事件や寺院への襲撃事件が相次いでいる。
12月13日、ホワイトハウスは、ジョー・バイデン大統領がバングラデシュの状況を注意深く監視しており、米国は同国の暫定政府に宗教的・民族的少数派の保護を確保する責任を問うと発表した。
ホワイトハウス国家安全保障広報担当補佐官ジョン・カービー氏は、ハシナ氏の追放後、バングラデシュの治安状況は困難になっていると述べた。
一方、バングラデシュ暫定政府は月曜日、インドからのハシナ氏の引き渡しを求める外交公文をニューデリーに送ったと発表したが、この動きは両国関係をさらに緊張させる可能性がある。
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