米警察、ニューヨーク地下鉄で焼死した女性を特定

ニューヨーク市の地下鉄で今月初めに放火されて死亡した女性は、ニュージャージー州トムズリバー在住のデブリナ・カワムさん(57歳)と特定されたと、ニューヨーク州検視局が火曜日に発表した。

主任監察医局の広報担当ジュリー・ボルサー氏によると、カワムさんは指紋分析で特定され、熱傷と吸入による死は殺人と判断されたという。

ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は、カワムさんが「ホームレス保護施設に短期間滞在していた」と述べたが、詳細には触れなかった。

33歳のグアテマラ国籍のセバスティアン・サペタは、地下鉄の駅でカワムさんに火をつけ、彼女が焼け死ぬのを見ていたとして、殺人と放火の罪で起訴された。

ザペタ容疑者は、ブルックリンのコニーアイランド・スティルウェル・アベニュー停留所で停車中のF列車内で居眠りしていたとみられるカワムさんの服にライターを使用して着火したと警察が発表してから約6時間後に逮捕された。

容疑者は2018年に無許可で米国に入国し、数日後にグアテマラに強制送還された。米国土安全保障省によると、いつ不法再入国したのかは不明だという。

警察によると、加害者であるブルックリン在住の男性とカワムさんとの間には、これまでに交流はなかったようだという。

国土安全保障省は声明で、ザペタ氏がニューヨークでの拘留から釈放されるたびに再び釈放手続きを進めると述べており、有罪判決を受けた場合には長期の懲役刑が含まれる可能性がある。

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