大坂なおみ、全豪オープンに向けて腹部を負傷|テニスニュース

4度のグランドスラム優勝者が、オークランド・オープンの第1セットを制した後、3年ぶりのWTA決勝戦で敗退した。

大坂なおみ選手が腹部の負傷によりオークランド・クラシック決勝を棄権し、全豪オープン開幕のわずか1週間前に日本のスター選手に打撃を与えた。

3年ぶりのWTA決勝でデンマークのクララ・トーソンと対戦するこの4度のグランドスラムチャンピオンは、日曜日に第1セットを6-4で先取した後、フィジオを要求し、直後に棄権した。

大坂選手は第3ゲームと第5ゲームで強力なグラウンドストロークを繰り出し、相手をブレークし、第1セットの35分間は特に問題なくプレーしていたが、全豪オープンの前哨戦からの突然の欠場は衝撃だった。

交代の際、27歳の彼はメディカルタイムアウト中に立ち上がって一連のストレッチを行った。

トレーナーと相談した後、彼女はトーソンと握手を交わし、トーソンは2021年以来初となるキャリア3度目のタイトルを獲得した。

大坂はコートサイドでの短いインタビューで、棄権を強いられた経緯については明らかにしなかった。

しかしWTAは声明で、彼女が「腹部の負傷のため」引退したと発表した。

大坂は「このような美しい街に私を歓迎してくれた皆さんに感謝したい。ここでプレーするのはとても楽しかった。このような終わり方になって本当に残念だ」と語った。

「私たちがプレーしたテニスを楽しんでいただけたことを願っています。ここに来られたことに本当に感謝しています。」

2021年の全豪オープン優勝以来、4年ぶりのタイトルを目指していた大坂にとって、今週はクライマックスとは言えない終わり方となった。

彼女が最後に出場したのは翌年のマイアミ・オープンで、その後15か月の休暇を取り、2023年半ばに第一子を出産した。

彼女は12か月前にテニスに復帰し、世界ランキングは57位まで上昇した。

大坂はオークランドに到着し、テニスへの「深い愛」が戻ってきたと公言し、1月12日にメルボルンで開幕する今年最初のグランドスラムで力強い戦いができる可能性について自信を表明した。

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