日本の犯罪組織のボス、イランへの核物質販売の共謀を認める |犯罪ニュース

海老沢武被告はマンハッタンの法廷で6件の罪を認め、最高で終身刑が言い渡される可能性がある。

米国当局は、日本の犯罪組織幹部が麻薬密売や武器犯罪と併せてミャンマーからイランへの核物質販売を共謀したとして有罪を認めたと発表した。

米国司法省は声明で、水曜日、マンハッタンの連邦裁判所でヤクザの海老沢武氏(60歳)が6つの罪状に対して有罪答弁を行ったと発表した。

彼には4月9日に判決が言い渡される予定だ。

検察によると、海老沢被告は2020年、麻薬取締局(DEA)のおとり捜査官とDEA関係者に対し、売却を希望していた大量のトリウムとウランを無罪にしたと供述した。

検察当局によると、海老沢氏の度重なる尋問に応じ、潜入捜査官は海老沢氏がイランの将軍を装った関係者に核物質を売却する仲介を手伝うことに同意したという。

検察によれば、海老沢容疑者はその後、核兵器製造にウランよりも「優れた」、より「強力な」プルトニウムを秘密職員に提供すると申し出たという。

司法省によると、海老沢氏の共謀者らが潜入捜査官に見せた黄色の粉末物質には、その後の実験室分析で検出可能な量のウラン、トリウム、プルトニウムが含まれていることが判明したという。

検察によれば、海老沢容疑者はまた、ミャンマーの複数民族武装集団に武装させるための米国製地対空ミサイルや大型兵器の購入を仲介し、武器の代金の一部として大量のヘロインとメタンフェタミンを受け取ることを共謀したという。 。

米当局者らは、インドネシア、日本、タイの法執行機関と協力して海老沢氏の逮捕と訴追を行ったと発表した。

「今日の嘆願は、組織犯罪シンジケートに代わって兵器級プルトニウムやその他の危険物質を密売することで我が国の国家安全保障を危険にさらしている者たちに対し、司法省が法の最大限の範囲で責任を追及することを厳然と思い出させるものとなるはずだ。」司法省国家安全保障局のマシュー・G・オルセン司法次官補は語った。

海老沢氏は以前、国際的な麻薬密売と銃器犯罪で2022年に起訴されており、最も重い罪状では終身刑の可能性がある。

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