ドナルド・トランプ大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談が調整されていると述べた。
次期米国大統領は、会談がいつ開催されるかについてのスケジュールについては明らかにしなかった。
同氏はフロリダ州マール・ア・ラーゴのリゾートで「彼は会いたいと思っており、私たちはその準備をしている」と述べた。
これに対しクレムリンは、協議にはオープンだが詳細はまだ確認されていないと述べた。
トランプ大統領は、1月20日の就任後すぐにウクライナ戦争の終結に向けて交渉すると約束しており、キエフに対する米国の軍事・財政支援については懐疑的な姿勢を表明している。
同氏は木曜日、「プーチン大統領は会談を望んでいる」と述べた。
「彼は公の場でもそう言っており、我々はあの戦争を終わらせなければならない。それは血なまぐさい混乱だ」
ウクライナ外務省報道官は金曜日、キエフは就任後にトランプ政権との高官協議が行われることを期待していると述べた。
これには、トランプ大統領とウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領との最終的な会談が含まれる。
次期大統領は、元国家安全保障問題担当大統領補佐官で退役米軍中将のキース・ケロッグ氏を第2次政権のウクライナとロシアの特使に指名した。
ケロッグは、米国がどのようにして戦争を終結させることができるかについての考えを示した。 アメリカ第一政策研究所が発表した研究論文親トランプ派のシンクタンクが昨年4月に発表した。
同氏は、ウクライナがモスクワとの和平交渉に参加することに同意した場合にのみ、米国のさらなる援助を得るべきだと提案した。
しかし同紙は、ロシアが参加を拒否した場合、米国はウクライナへの援助を継続すべきだとも示唆した。
11月の大統領選挙でトランプ氏が勝利したことを受け、ゼレンスキー氏は、トランプ氏が大統領になれば戦争はそうでない場合よりも「早く終わる」と信じていると述べた。
同氏は、両者が電話で「建設的なやりとり」を行ったと述べたが、トランプ大統領がロシアとの協議の可能性に関して何らかの要求をしたかどうかには言及しなかった。