イタリア北部で行方不明になった英国人ハイカーの家族は「ここ数日間の悲劇的な出来事に打ちのめされている」と述べた。
捜索チームはイタリア北部のドロミテで1週間以上行方不明となっているアジズ・ジリアットさん(36)の捜索を続けている。
彼の友人の遺体 サム・ハリス救助隊によると、同じくロンドン出身の35歳は水曜日にパッソ・ディ・コンカ地区で発見されたという。
ジリアットさんの家族は声明で、「アジズさんは今も愛され、祈り続けられている。私たちは彼が早く発見され、連れ戻されることを心から願っている」と述べた。
一方、ジリアット氏の大学時代の友人であるジョー・ストーン氏は土曜日、PA通信に対し、捜索チームは同氏を見つけるために「あらゆる手を尽くしている」ものの、「良いニュースにはならないという認識が私たちの中にある」と語った。
二人の最後の居場所は、ガルダ湖のリーヴァ・デル・ガルダ近くのティオーネ・ディ・トレントの町に近い、カシーナ・ドッソンと呼ばれる山小屋だった。
イタリアの 国立高山崖洞窟救助隊(CNSAS)は土曜日、ジリアットさんの捜索が明るいうちに再開されたと発表した。
ハリス氏の遺体が発見された地域では、約40人の救助隊員が空輸され、雪を掘ってジリアット氏を捜索していた。
水曜日、「2人の登山者のうち1人の電話」を追跡していたチームは、パッソ・ディ・コンカ地区で「雪の下に埋もれた悲しい死体」の遺体を発見した。
ジリアットさんの家族は捜索チームの働きを称賛し、「アジズ発見に対する彼らの取り組みは傑出したものだった」と付け加えた。
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ジリアット氏が活動するクリスタル・パレスが運営する慈善団体「パレス・フォー・ライフ」は、Xに「サム・ハリスの遺体が回収されたという報道は承知している。
「私たちはこの訃報を聞いてショックを受けており、彼の愛する人たちに思いを馳せ、心からお悔やみを申し上げます。アジズの行方については、現時点ではこれ以上の情報は得られていません。」
外務連邦開発省(FCDO)の報道官は金曜日、「イタリア北部で死亡した英国人男性の家族を支援しており、地元当局と連絡を取っている」と述べた。