ニューデリー:
インドはイスラエルとハマスの3段階にわたる停戦と人質解放の合意を歓迎し、これが15カ月にわたる戦争後のガザ住民への「安全かつ持続的な人道支援の供給」につながるとの期待を表明した。
「私たちは人質の解放とガザでの停戦に関する合意の発表を歓迎する。これがガザの人々への人道支援の安全かつ持続的な供給につながることを期待する。私たちは一貫して人質全員の解放を求め、停戦し、対話と外交の道に戻る」と外務省は声明で述べた。
イスラエルとガザを支配するハマスとの間の停戦と人質解放合意は、カタール、エジプト、米国による数か月にわたる調停と、沿岸地域を荒廃させ中東を激化させた15か月にわたる流血を経て、水曜日に成立した。
この合意は、数万人が殺害されたガザ地区からのイスラエル軍の段階的な撤退を伴う6週間の初期停戦を概説している。ハマスが捕らえた人質は、イスラエルが拘束しているパレスチナ人捕虜と引き換えに解放されることになる。
この協定ではガザへの人道支援の拡大も求められており、国連と赤十字国際委員会は支援活動を拡大する準備を進めていると述べた。
しかし、合意発表の数時間後、イスラエルはガザ地区への攻撃を強化したとパレスチナ飛び地の住民や当局が発表した。イスラエル当局者によると、イスラエルの協定受け入れは同国の安全保障内閣と政府の承認が得られるまで正式には決まらず、投票は木曜日に予定されている。
ロイター通信の報道によると、水曜日遅く、特にガザ市でイスラエルによる激しい砲撃があり、32人が死亡した。攻撃は木曜早朝にも続き、ガザ南部のラファ、ガザ中部のヌセイラト、ガザ北部の家屋が破壊されたと伝えられている。