中国は金曜日、低迷する経済の立て直しを図るため観光やビジネス旅行を促進するため、ビザなし入国をさらに9カ国に拡大すると発表した。
外務省報道官の林建氏は、11月30日からブルガリア、ルーマニア、マルタ、クロアチア、モンテネグロ、北マケドニア、エストニア、ラトビア、日本からの旅行者は最長30日間ビザなしで中国に入国できると述べた。
これにより、昨年以降ビザなしでの入国が認められた国の数は38カ国となる。これまでビザなしで入国できたのは3カ国だけだったが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックでビザなしで入国できなくなった。
日本の参加は、台湾問題に関する日本政府のより厳しい発言によって一部悪化した関係改善に対する中国側の最近の意欲を反映しているようだ。両国は、破壊された福島原子力発電所から出る処理済みだがまだ放射性物質が含まれている水の海への放出をめぐる紛争で、9月に合意に達した。
林芳正官房長官は東京で記者団に対し、日本はパンデミック前にビザなし入国が可能な3カ国の1つであり、政府は早期再開を繰り返し要請していたと語った。
「中国側が発表した査証免除措置が日中交流の一層の円滑化に寄与することを期待する」と述べた。
リン氏によると、ビザなし入国の許可される滞在期間はこれまでの15日間から延長されており、交流に参加する人も初めて対象となるという。中国は、時に緊張する他国との関係を改善するために、学生や学者などの人的交流を推進している。
中国はパンデミック中に入国を厳しく制限し、他のほとんどの国よりもかなり遅れて制限を解除した。 2023年7月にブルネイとシンガポール国民に対する以前のビザなし入国を復活させ、昨年12月1日にはさらに6か国(フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシア)にビザなし入国を拡大した。年。
その後、このプログラムは段階的に拡大されてきました。一部の国は中国人のビザなし入国を発表しており、特にタイは中国人観光客の帰国を望んでいる。
国営新華社通信が外務省領事館職員の話として伝えたところによると、今年7月から9月までの3か月間で中国は820万人の外国人入国を記録し、そのうち490万人がビザなし入国者だった。