ブライアン・トンプソンの家にデマ爆弾テロの脅迫があったと警察が発表

  • ユナイテッドヘルスケアの最高経営責任者(CEO)ブライアン・トンプソン氏が水曜朝、マンハッタンで射殺された。
  • 警察によると、13時間後、彼の自宅と妻の家が爆破予告の標的となった。
  • 警察は脅迫はでっち上げだと判断した。

マンハッタンでトンプソン氏が射殺されてから13時間以上が経過した水曜日の夜、ミネアポリス郊外にあるユナイテッドヘルスケアのCEOブライアン・トンプソン氏とその妻の自宅が偽の爆破予告の標的となったと警察が発表した。

メープルグローブ警察署が発表した事件報告書によると、水曜午後7時頃、ミネアポリス郊外メープルグローブの市職員らがトンプソンさんの自宅と妻の自宅を爆破すると脅迫する電子メールを受信した。トンプソンと妻は1マイルも離れていない別の家に住んでいた。

警察は両方の家を調べ、脅迫はでっち上げであると判断した。メープルグローブ警察は声明で、この脅迫は一種の「スワッティング」であり、一種の嫌がらせであると述べた。

ニューヨーク市警察によると、トンプソンさんは水曜午前6時45分ごろ、マンハッタンのミッドタウンにあるヒルトンホテルの外で銃撃された。犯人は警察が到着する前に現場から逃走しており、捜査が続いている。

ユナイテッドヘルスケアは米国最大の民間保険会社で、トンプソン氏が殺害されたとき、トンプソン氏は投資家会合のためニューヨークを訪れていた。