トランプ氏とソフトバンクCEO、米国の10万人の雇用創出に1000億ドルの投資を発表

ドナルド・トランプ次期大統領とソフトバンクの孫正義CEOは月曜日、10万人の新規雇用創出を目的とした米国への1000億ドルの投資を発表した。

トランプ大統領は、マール・ア・ラーゴで孫氏と会談した後、同会場で講演し、今回の投資を「米国の将来に対する自信を示す記念碑的なもの」と述べた。

トランプ大統領は「マサ氏は日本最大の企業を経営し、世界中で最も成功している投資・テクノロジー企業の一つであり、世界で最も成功している投資家の一人だ。そして我々は非常に生産的な会談を終えたところだ」と述べた。 「そして今日、ソフトバンクがアメリカに1000億ドルを投資し、少なくとも10万人のアメリカ人の雇用を創出することを発表できて興奮しています。そして、彼がそうしているのは、選挙以来、我が国について非常に楽観的だと感じているからです。」

「この歴史的な投資は、米国の将来に対する自信を示す記念碑的なものである。そしてそれは、人工知能、新興技術、その他の明日の産業がここ米国で確実に構築され、創造され、成長するのに役立つだろう」とトランプ大統領は付け加えた。

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12月16日月曜日、フロリダ州パームビーチのマール・ア・ラーゴで、ソフトバンクの孫正義会長兼最高経営責任者(CEO)の隣で演説するドナルド・トランプ次期米大統領。 (ロイター/ブライアン・スナイダー/ロイター)

トランプ大統領はまた、「米国がかつてないほど豊かで、より安全で、より強くなるまで我々は休まない」とも述べた。

孫氏はこの投資に「非常に興奮している」と述べた。

同氏は「トランプ大統領の大勝利を心から祝いたい。トランプ大統領の勝利で米国経済に対する信頼度は非常に高まった」と付け加えた。 「そのため、私は今、この1,000億ドルと10万人の雇用を米国に投入することに興奮しています。」

次期ホワイトハウス報道官のキャロライン・レビット氏は先にFOXビジネスの「バーニー・アンド・カンパニー」で、今回の投資は「トランプ氏にとって大きな勝利であり、トランプ効果のもう一つの例だ」と述べた。

レビット氏は、「これはトランプ大統領が、アメリカ合衆国を世界の製造業超大国にするという選挙運動中に米国民に誓った約束を実現することだ」と付け加えた。

トランプタワーでのトランプ大統領とソフトバンクCEO

2016年12月、ニューヨーク市のトランプタワーのロビーでメディア関係者に話すため、ソフトバンクグループ創設者兼最高経営責任者(CEO)の孫正義氏とともに出てくる次期大統領ドナルド・トランプ氏(左)。 (ジェイビン・ボッツフォード/ワシントン・ポスト、ゲッティイメージズ経由/ゲッティイメージズ)

今日のマール・ア・ラーゴでの発表に関わった関係者 ウォール・ストリート・ジャーナルに語った ソフトバンクはトランプ大統領が退任する2029年までに投資を完了する計画だという。

同紙は、ソフトバンクが現在約300億ドルの現金を保有しているため、資金調達の約束がどのように達成されるかは不透明だと報じた。

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同誌によると、同社は以前、ソフトバンク・ビジョン・ファンドを立ち上げた。同ファンドは1000億ドルのベンチャーキャピタルファンドだが、オフィススペース会社ウィーワークや建設に特化した新興企業カテラなどの失敗が目立ったという。

孫氏は10月、コンピューターは今後2、3年以内に人間レベルの認知能力を持つようになるだろうと信じていると述べたと伝えられている。

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ソフトバンクのビジョン・ファンドは、昨年破産を申請したオフィスシェア会社ウィーワークに投資した。 (ロバート・アレクサンダー/ゲッティイメージズ)

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