プロレス界の注目は、『WORLD TAG LEAGUE 2023』に集中した。熊本のグランメッセ熊本で開催されたこの大会には、2,658人の観衆が集まった。
特筆すべきは、HOUSE OF TORTUREに新たに加わった成田蓮の活躍だ。第5試合では清宮海斗、大岩陵平、本間朋晃のチームとEVIL、高橋裕二郎、金丸義信のチームが激突。EVILが本間を下した後、HOUSE OF TORTUREが清宮と大岩に執拗な攻撃を仕掛けた。
ここで海野が駆けつけ、成田に強烈なストンピングを見舞った。成田は試合後のバックステージでコメントを行った。「痛いね。翔太、自分の試合じゃないのに、なぜ俺に襲いかかってくるんだ。俺は言っただろう、『試合しよう』って。来たぞ。それなのに、何だあれは。ふざけんなよ。何か言ってたか?俺のことを」と挑発的な言葉を放った。
そして、「あんなクソみたいなヤツに魂を売りやがって!裏切り者!」と怒りを露わにした。それに対し成田は笑みを浮かべ、「裏切ってないよ。いいじゃん、『裏切り者』?『SON OF STRONG STYLE』ってクソみたいな名前、捨てようよ。『裏切り者』、『SOULED OUT』、いいじゃん。『裏切り者』って名前、受けて立つよ。地獄の底の底、まだまだこんなもんじゃない。『ダブルクロス』、新しい俺の技かな。まだまだこれからだよ。」
成田蓮の挑発に、海野はどのような反応を示すのか。プロレスファンの期待が高まる中、次なる展開が注目される。