デモ参加者が郊外の銅像を倒す中、反乱軍は「ダマスカス郊外に到達」 |ワールドニュース

伝えられるところによると、シリアの反政府勢力は、電撃的な攻撃でバシャール・アル・アサド政権の24年間の統治に終止符を打つ恐れがあるとして、首都ダマスカス郊外に到達した。

抗議活動参加者らは土曜日、首都中心部から数マイル離れた郊外の主要広場にあるシリア大統領の亡き父の銅像を破壊した。

グループはアサド氏の打倒を訴え、市内の厳重な警備が行われている地域にある政府庁舎に向かった。

アサド大統領の事務所が発表した声明によると、アサド氏はまだ首都に滞在しており、大統領の国外退去に関する「誤ったニュース」を非難した。

政府軍 – 長い間支えられてきた ロシア そして イラン -反政府勢力が多くの主要都市を占拠し、国中で崩壊した。

反政府勢力は北部のアレッポ、中部のハマ、東部のデリゾール、南部のスウェイダ、クネイトラ、デラーを制圧した後、ダマスカスに迫っていると伝えられている。

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政権軍は戦略的に位置し、氏の防衛の鍵となると考えられる西部の都市を強化するためにホムスに焦点を当てている。 アサド

ロイター通信が引用した軍と反政府筋の情報によると、反政府勢力は土曜日に北と東からホムスに侵入した。

ホムスを占領すれば、ダマスカスをアサド氏の少数派アラウィー派の海岸拠点やロシアの基地から切り離すことになる。

市内では、親アサド民兵組織が検問所を設置する中、金曜日には空爆や銃声が響き、状況はさらに緊迫したと住民が語った。

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反乱軍の襲撃の重要性がなぜ大きいのか

ホムスの田園地帯に住む反乱軍の戦闘員。写真: ロイター
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ホムスの田園地帯に住む反乱軍の戦闘員。写真: ロイター

一方、反政府勢力は南西部のほぼ全域に勢力を広げ、ダマスカスからヨルダンに至る幹線道路でサナマインを占領したと主張した。

チャタム・ハウスの准研究員ニール・クィリアム博士はスカイニュースに対し、反政府勢力が南北からダマスカスに「急速に接近している」と語った。

「そしてロシアが介入してアサド政権を救おうとする兆候はない」と付け加えた。 「イランも政権を放棄したようで、これは驚くべき方向転換だ。

「焦点はもはやアサド政権が存続するか消滅するかではなく、むしろダマスカスに接近するさまざまな反政府勢力がどのように成功を収め、この国を統治し始めるかである。」

アサド氏の同盟国であるイランとロシア、そして反政府勢力の主な海外支援国であるトルコは土曜日に危機について話し合うために会合している。

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、3カ国は戦闘の終結を望んでいると述べ、「テロ集団」がシリアの土地を占領することは「容認できない」と付け加えた。

ロシアがウクライナに注力し、イランがイスラエルのガザ戦争と結びつき、レバノンでのその代理ヒズボラへの砲撃により、シリア軍は危険にさらされたままとなっている。

イランの支援を受けるイラク民兵組織は厳戒態勢にあり、その多くは国境付近に集結しているが、司令官2人によると、国境を越えるよう命令は出ていないという。

反政府軍はアサド政権に忠実な人々に離反を呼び掛けた。

アサド氏の支配に対する反乱として2011年に始まったシリア内戦は、外部の大きな勢力を巻き込み、数百万人が近隣諸国への避難を余儀なくされた。

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