包囲された飛び地の保健当局によると、日曜のガザ地区各地でのイスラエル軍の攻撃で、学校2校を含む少なくとも54人のパレスチナ人が死亡した。
遺体が搬送されたナセル病院によると、南部ハーンユニス市での空爆で学校が直撃され、数人の子供を含む少なくとも16人が死亡した。イスラエル軍からの即時声明はなかった。
スカイニュースが検証した映像には、襲撃現場に複数の救急車がいるほか、建物の屋上が炎上している様子も映っている。
北部ではベイト・ハノウン町のハリル・アウェイダ学校が空爆され、死傷者が出た近くのカマル・アドワン病院によると、少なくとも15人が死亡した。
AP通信によると、死者には両親2人と娘、父親と息子1人が含まれていたと病院が伝えた。
アル・アハリ・バプテスト病院によると、ガザ市では、避難民を避難させている家々を襲った3度の空爆により、女性6人と子供5人を含む少なくとも17人が死亡した。
ヤヒア・アル・ヤズジさんは、妊娠3カ月だったという妻と娘を襲撃で失ったことを悲しみながら、「私たちは空襲で目が覚めた。自分の上に瓦礫が積もっていて目が覚めた」と語った。
「妻は頭と頭蓋骨が見えた状態で発見され、娘の腸はなくなっていました。」
イスラエル軍は声明で、ガザ市の「テロリストの監房」とベイト・ハノウン地区の「テロリストの集合場所」を上空と地上から攻撃し、数十人の過激派を殺害、その他を拘束したと発表した。
中部空爆 ガザ アルジャジーラ記者アハメド・アル・ロウ氏を殺害した。医師やジャーナリストによると、同じ空爆でヌセイラット市場地域の民間救急センターも襲われ、他に5人が死亡した。
イスラエル軍は証拠を示さずに、アル・ロウ氏が過激派組織「イスラム聖戦」のメンバーであると主張した。
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ハマスが運営する地元当局は、イスラエルによるガザ地区ハマスに対する14か月にわたる戦争で4万5000人近くが死亡したと発表した。
イスラエル首相 ベンヤミン・ネタニヤフ首相 昨年10月7日にイスラエル南部で1200人が虐殺され、250人以上が人質に取られたハマスによる攻撃を受け、包囲されたパレスチナ飛び地への軍事作戦を開始した。