旅行団体AAAは月曜、米国人が感謝祭期間中、8000万人近くが旅行に出かけ、飛行機に乗り、クルーズに乗船し、感謝祭旅行の新記録を樹立すると予想していると発表した。
今年の11月26日火曜日から12月2日月曜日までの旅行者数は、2023年の同時期と比べて約170万人増加すると予想されている。
例年は人員不足と航空機不足により、航空業界が休暇中に輸送能力を増強する能力に限界があったが、今年は記録的な数の米国人が目的地に飛行機で向かうことが見込まれている。
アメリカン航空は11月21日から12月3日まで、昨年より約50万人多い830万人の乗客を輸送する計画だ。デルタ航空は、12日間で前年比5％増の過去最高となる650万人の乗客が見込まれると述べた。
サウスウエスト航空とアメリカン航空は両社とも、旅行を延長するよりも休暇明けにすぐに帰国する予定の旅行者が増えるため、旅客数が12月1日日曜日にピークに達すると述べた。
ユナイテッド航空は、感謝祭後の金、土、日曜の旅客数は2023年から20％増加したが、月曜と火曜の需要は横ばいと発表した。この航空会社は、13日間の総乗客数が過去最高となる620万人と予想している。
旅行予約アプリのホッパーによると、今年は旅行者が国内旅行に支払う金額が増えており、10月末現在の航空運賃の平均価格は273ドルで、昨年より9％上昇している。しかし、ホリデーシーズンの航空運賃は2022年やパンデミック前の水準に比べて依然として低いと同社は述べた。
AAAによると、国際線の予約数は昨年の感謝祭と比べて23％増加し、航空券の平均コストは5％下落したという。
車での旅行
AAAは、昨年より130万人増加し、過去最高となる7,170万人が全国でロードトリップに出かけると予測している。
原油価格の下落により、全米平均ガソリン価格は2021年以来初めて1ガロン当たり3ドルを下回る可能性がある。
バス、クルーズ、電車での旅行
AAAによると、230万人近くがバスなど他の交通手段で旅行すると予想されており、2023年から9％増加、2019年から18％増加している。
これは主にクルーズ人気の高まりによるもので、国内外のクルーズ予約が昨年の感謝祭と比較して20％増加した。
鉄道運営会社アムトラックは、２０２３年の１１月１８日から１１月２６日までに１００万人以上の乗客を輸送し、今年はそれを超える見込みだと広報担当者が語った。
—ドインソラ・オラディポ、ロイター
