ワシントン:
メタ・プラットフォームズは金曜日、社内フォーラムに投稿した従業員宛てのメモの中で、サプライヤーの採用、研修、選定などを含むダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン（DEI）プログラムを終了すると発表した。
この動きは、ドナルド・トランプ次期米大統領の就任式を控えて行われたもので、同社は同社の政治コンテンツ政策を批判し、CEOを投獄すると脅迫した同指導者との関係修復を目指している。
ロイターが入手したメモの中で、メタ社の人事担当副社長ジャネル・ゲイル氏は、「米国における多様性、公平性、包括性の取り組みをめぐる法的および政策の状況は変化しつつある」と述べた。
ゲイル氏は、最近の最高裁判所の判決が、今後の米国の裁判所がDEIプログラムにどのように取り組むかについて「変化を示唆している」と述べた。
「『DEI』という用語も非難されるようになったが、その理由の一部は、一部のグループが他のグループよりも優遇されることを示唆する慣行として理解されているからだ」と彼女は書いた。
ゲイル氏によると、メタ社は今後もさまざまな背景を持つ求職者を調達していくが、「多様なスレートアプローチ」の採用は中止するという。
同社は今後、DEIに特化した専門チームを持たないと彼女は書いている。メモによると、最高ダイバーシティ責任者のマキシン・ウィリアムズ氏はメタ社でアクセシビリティとエンゲージメントに重点を置いた新しい役割を担うことになる。
ゲイル氏のメモに関するある従業員のコメントは、「読んでいて腹立たしい」と述べた。
米国のテクノロジー大手は月曜日、アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ（UFC）のCEOでトランプ大統領の親友であるデイナ・ホワイト氏を含む3人の新しい取締役を取締役会に選出した。
メタ社は先週、著名な共和党員ジョエル・カプラン氏をニック・クレッグ氏の後任として最高国際問題責任者に昇格させた。
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