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オスプレイ、オカダとの“ケジメの一騎打ち”で感謝の言葉「ごめんなさい。そして、ありがとう」
新日本プロレスのメインイベントで、オカダ・カズチカとウィル・オスプレイが対戦しました。オスプレイは新日本プロレスラストマッチとなるこの試合を通じて、恩人でありかつての兄貴分であるオカダとの別れを希望していました。オスプレイはCHAOSを離れてUNITED EMPIREを結成し、オカダとのライバルとして成長しました。
試合は激しく、互いに譲らない戦いが展開されました。オスプレイはオカダに対抗するためにAEWへの転戦が決まり、この試合がその惜別の一戦となりました。終盤では両者が必死の攻防を繰り広げ、最後はオカダが猛チャージを仕掛けレインメーカーで勝利を収めました。
試合後、オスプレイは「まずは謝らせて欲しい。2020年、俺は復讐心の塊で、お前のようになることに固執していた。もしかしたらお前よりも大きく、強くなろうとしていたかもしれない。それを対戦ではなく、復讐として果たそうとしていた気がする。敵意と怒りで。そのことを後悔していない自分も一部いるのも確かで……あの『G1』での裏切りがなければ、今、お前と肩を並べて立つ自分はあり得なかったと思うから。お前と対立して、自分を鼓舞して苦難を乗り越えたからこそ、今の自分がいると思う。一つ後悔していることは、これまで築き上げてきたものを俺が捨ててしまったことだ」とコメントしました。
週刊プロレス1月25日号増刊(No.2283):新日本プロレス1・4 東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム」徹底解説
1月4日の東京ドームで開催された「WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム」は、熱気に満ちたプロレスイベントとなりました。このイベントではIWGP世界ヘビー級選手権やIWGPジュニアヘビー級選手権など、多彩な試合が繰り広げられました。SANADA対内藤哲也の試合やオカダ・カズチカ対ブライアン・ダニエルソンのスペシャルシングルマッチなど、ファンにとって見逃せない対戦が展開されました。さらに、IWGP GLOBALヘビー級選手権の初代王者決定3WAYマッチでは、ウィル・オスプレイ、ジョン・モクスリー、デビッド・フィンレーが激しい戦いを繰り広げました。
東京ドームでの試合は数だけでなく質も充実しており、NEVER無差別級選手権やNJPW WORLD認定TV選手権など、各ベルトの懸け橋が見どころとなりました。さらに、多彩なタッグマッチやKOPW2024進出権争奪ニュージャパンランボーなど、多くのファンを魅了する試合が行われました。
1月5日には「NEW YEAR DASH!!」が墨田区総合体育館で開催され、オカダやB・ダニエルソン、J・モクスリー、石井智宏などが参戦し、様々なマッチが展開されました。内藤や鷹木、辻、ヒロム、BUSHIらも熱戦を繰り広げ、熱気あふれるイベントとなりました。
このイベントではプロレスファンにとって夢のような瞬間が数多くあり、来場者に感動と興奮を与えました。各試合の白熱した展開はファンの期待を超えるものであり、プロレス界に新たな感動をもたらしました。
棚橋弘至社長が田口隆祐の要求に応じ、TV王座初防衛に成功!
田口隆祐選手との試合で、新日本プロレスの棚橋弘至社長が勝利しました。この試合は、前日の1・4東京ドーム大会で新社長に就任した後に急遽開催されました。田口選手はこの試合をTV王座の初防衛戦と要求し、棚橋社長もそれを受け入れました。試合では、棚橋社長が激しい戦いの中で田口選手に対し初防衛を果たし、その後、元WWEスーパースターのマット・リドルからの挑戦表明も受けました。棚橋社長は試合後のバックステージで、今後の展望について「プロレスの舵取りに期待してください」とコメントしました。彼は「昨日、今日と違うタイプの選手と対戦できるのも新日ならでは。社長だから、そういうわがままも通るのかな?」とニヤリと笑い、次なる挑戦に意欲を見せました。これについて、棚橋社長は「己を知り、相手を知れば百戦危うからず。挑戦されたら逃げるわけには行かないから、しっかり相手をしていきます」と前向きな姿勢を示しました。彼は将来の展望についても語り、「選手の顔ぶれを見ても頼もしいし、僕の舵取りにも期待して下さい」と力強く語りました