結局のところ、井上尚弥はクリスマスイブに試合をしないかもしれない。
12月24日に東京で井上のIBF、WBA、WBC、WBO122ポンド級タイトルに挑戦する予定だったオーストラリアの挑戦者サム・グッドマンが金曜日のスパーリングセッション中に負傷し、12ラウンドからの棄権を余儀なくされた。その夜のタイトル戦。グッドマンは日曜日にオーストラリアから日本に向かう前の最後のスパーリングセッション中に左まぶたのすぐ上を切り傷を負った。
オーストラリアの放送ジャーナリスト、ベン・デイモン氏は金曜日の夜、ソーシャルメディアでグッドマン氏の削減のニュースを最初に報じた。
ボクシングニュースは、グッドマンのハンドラーらが、IBFとWBOのジュニアフェザー級ランキング1位の候補者に対応するため、イベント全体を1月24日に延期するよう求めたと認めた。
井上の代理人は、グッドマン(19勝0敗、8KO)の代わりに、もう一人の日本人ボクサー、平野美咲(11勝1敗、4KO)と対戦予定の下町俊樹(19勝1勝3敗、12KO)を起用することを検討している。 、12月24日の前座の10ラウンドで。
シモマチは122ポンド級でIBFで5位、WBCで8位、WBAで11位にランクされている。 WBOはシモマチをフェザー級(126ポンド)の7位候補に挙げている。
有明アリーナは、井上対グッドマンの対戦が予定されていたカードが完売しており、これが井上のハンドラーがイベントの延期を望まない大きな要因となった。
しかし、おそらくもっと問題なのは、下町が身長5フィート10インチ半のサウスポーであるのに対し、グッドマンは身長5フィート6インチ半で、右利きのスタンスで戦うことだ。左利きのボクサーとのスパーリングのメリットがあったとしてもあまりなく、サウスポーに戦略を変更したことは、トレーニングキャンプの終盤に井上のハンドラーたちに、単純に1か月後のグッドマンと戦わせるよう勧めたようだ。
ただし、1か月の延期は、2025年に向けた井上氏の計画を混乱させる可能性がある。
井上は12月24日にグッドマンに勝てば、4月12日にラスベガスのリングに戻るつもりだった。その試合の対戦相手はメキシコの有力選手アラン・ピカソ(30勝0敗1分、16KO)だったが、まずコロンビアの選手を倒さなければならない。土曜日の夜、ティファナでエヒソン・クエロ(13勝2敗1分、11KO)がWBCの1年連続No.1挑戦者であり続ける井上の4度の優勝のうち。もし井上がグッドマンとピカソに対する連続防衛に成功した場合、彼は東京ドームでWBCバンタム級チャンピオンの中谷潤人(29勝0敗、22KO)と日本ボクシング史上最大の戦いとなるであろう試合をしたいと考えている。来年の夏の終わりか来年の秋の初め。中谷が井上との対決の出場権を確保するには、おそらく122ポンドでのデビュー戦でもう一試合勝つ必要があるだろう。