ロシアの貨物船が地中海で沈没、乗組員2人行方不明

マドリッド — スペインとアルジェリアの間の地中海でロシアの貨物船が沈没し、乗組員2人が行方不明になったとスペインの海難救助庁とロシア外務省が火曜日に発表した。

同局によると、おおぐま号の乗組員のうち14人が救命ボートから救出され、スペイン南東部に移送された。ロシア省は、機関室での爆発により船が沈み始めたと発表した。

スペイン当局によると、同船は月曜午後1時ごろ、スペイン南東部アルメリア海岸から約57海里(106キロ)の地点で警報を受けた。海上救助機関は近くの船から悪天候、救命ボートが水上に沈み、おおぐま座が傾いているとの通報を受けていた。

スペイン当局は火曜日、カルタヘナ市に搬送された乗組員に怪我はなかったと発表した。

当局は、ロシアの軍艦が月曜日遅くに救助活動を監督するために到着し、長さ142メートル(466フィート)の船が真夜中頃に沈没したと発表した。スペイン当局によると、船には空のコンテナとクレーン2台が積まれていた。

当局によると、スペインの海上救助部隊は火曜日も海域に留まり、汚染を監視し、航行に危険を及ぼす可能性のある浮遊物を除去した。

在スペインのロシア大使館は国営通信社RIAノーボスチに対し、事故を調査しており、地元当局と連絡を取っていると述べた。

スペイン当局は事故の原因やロシアの貨物船がどこに向かったのかを確認していない。

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