ベネズエラの野党指導者エドムンド・ゴンサレス氏が地域支援ツアーのためパナマを訪問

ベネズエラの野党指導者エドムンド・ゴンサレス氏は、7月の選挙でニコラス・マドゥロ大統領に勝利したと主張し、地域の支援を結集している。

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自ら亡命したベネズエラ野党指導者エドムド・ゴンサレス氏は、7月の選挙でニコラス・マドゥロ大統領に勝利したという野党側の主張に対し、地域の支持を集めている。

ベネズエラ大統領就任式の数日前、ゴンサレス氏はすでにアルゼンチン、ウルグアイ、パナマを訪問した後、ドミニカ共和国で会談を行った。

パナマではホセ・ラウール・ムリノ大統領に、野党側がマドゥロ大統領の勝利主張を反証する証拠だと主張する選挙文書の写真を提示した。

ゴンザレス氏は木曜日、ドミニカ共和国のルイス・アビナデル大統領と会談する予定で、同氏は他の南米・カリブ海の指導者らとともにベネズエラ大統領就任の主張を支持している。

一方、マドゥロ大統領はゴンザレス逮捕につながる情報に対して10万ドルの懸賞金を設定した。

ベネズエラが同氏に対する共謀と恐喝の容疑を発表したことを受け、スペインは12月20日に同氏の亡命を認めた。

ベネズエラ政府は7月の選挙でマドゥロ氏が3期6年目の勝利者であると宣言したが、野党はそうではないと主張し、ゴンザレス・ウルティア氏が決定的に勝利したことを示す投票所の詳細な証拠があると主張した。

カラカスは透明性を保ち、投票結果を公表するよう国内外から大きな圧力にさらされていた。

主要都市の路上で抗議活動が勃発し、警察との暴力的な衝突に発展し、28人が死亡、200人が負傷、2,400人以上が逮捕された。

少なくとも3人の被拘禁者が拘留中に死亡し、最初に逮捕された者のうち1,400人近くがその後釈放された。

マドゥロ氏は元バス運転手で、2013年に死去した社会主義指導者故ウゴ・チャベス氏の後継者に選ばれた。

マドゥロ大統領の指導下で、この石油資源が豊富な国は経済的苦境に陥り、反対派を弾圧し権力の掌握を維持する中で独裁者のように振る舞っているとの非難に直面している。

ベネズエラの同盟国であるロシアを含む少数の国だけが、マドゥロ氏を7月の選挙の勝利者と認めている。

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