シリア、ダマスカス—デブラ・タイスの母親 アメリカ人ジャーナリスト、オースティン・タイス 12年前にシリアで行方不明になった彼女は、息子の行方に関する新たな手がかりを見つけることを期待してシリアを訪れ、同国の事実上の新政府の当局者らと面会している。
タイス氏はシリアの首都ダマスカスで記者団に対し、「我々はシリアのページをめくっている」と語った。 「私たちが非常に高い期待を持ち、私たちが関与できるだろう、そして彼らが私たちの家族の再会を支援したいと思っているだろうと信じるのが賢明だと思います。」
昨年12月、グループ「ハヤト・タハリール・アル・シャーム」(HTS)が率いる反政府勢力がシリアの元独裁者バシャール・アル・アサド大統領を追放した。デブラ・タイスさんは、シリアの事実上の新政府と協力して、現在43歳の息子オースティンさんを見つけようとしている。
彼女の息子は2012年にシリア内戦の取材中にダマスカス郊外の検問所で拘束された後、行方不明となった。
今週の訪問中、デブラ・タイスさんは2つの旧軍事刑務所を訪問し、 シリアの現在の事実上の指導者と会談し、 アハメド・アル・シャラーに約3時間。
シャラー自身もアメリカ軍に逮捕され、イラクのアブグレイブを含む様々な拘置所に5年間拘留された。
「私たちがシャラアさんと話し合った内容の一つは、彼自身の投獄についてでした」とタイスさんは語った。 「彼らは私たちが何を経験しているのかを知っています。そして彼らは重要な仕事をしながら、私たちのような人々のために物事を正しくしようと努めています。」
タイスさんは、シャラアさんが彼女を助けると約束したと語った。彼女はまた、トランプ新政権が息子に何が起こったのかを知るためにすでに彼女に連絡を取っていると述べた。
タイスさんは2014年に3カ月以上シリアに滞在し、その間にこの国を愛するようになったと息子が報告したと語った。彼女が最後にシリアを訪れたのは2015年だが、その後アサド政権は彼女にさらなるビザを発給しなかった。
タイスさんは、アサド政権の大規模な刑務所に姿を消した数万人のシリア人の母親たちに言及し、「私はここに来たことを知っている。私もシリア人の母親たちの一員だ」と語った。 「そして、一緒に座ってお茶を飲むこともできますし、一緒に重荷を負うこともできます。」