石油会社フィリップス 66 カリフォルニア州の浄水法違反容疑で連邦政府から起訴されたと当局が木曜発表した。
米国司法省によると、テキサスに本拠を置くこの企業は、過剰な量の油やグリースを含む数十万ガロンの産業廃水を排出した疑いで告発されている。
検察当局によると、同社は2020年と2021年にカーソン製油所からの廃水をロサンゼルス郡下水道システムに投棄したが、違反を報告していなかった。
フィリップスは、浄水法への過失による2件の違反と、故意に浄水法に違反したという4件の罪で起訴されている。同社はそれぞれの罪で最大5年間の執行猶予と最大240万ドルの罰金を科される可能性がある。
罪状認否の期日は決まっていない。
「フィリップス66社は今後も米国検事局との協力を継続し、これらの問題について法廷で主張する用意がある」と広報担当者は木曜日の声明で述べた。 「当社は今後も安全に事業を運営し、従業員と事業を展開する地域社会の健康と安全を守ることに全力で取り組んでいきます。」
フィリップスは先月、市場の懸念を理由に南カリフォルニアの製油所を２０２５年末までに閉鎖すると発表した。同州エネルギー委員会によると、同製油所はカリフォルニア州の精製能力の約８％を占める。
州エネルギー委員会によると、同社はサンフランシスコ近郊でも製油所を運営しており、カリフォルニア州の精製能力の約５％を占める。
—ステファニー・ダジオ、AP通信
